2006年 07月 29日
ハイキング |
空をみあげるときっぱりするぐらいの青!
浜石岳に登りにいくことにした。
事前情報ではアスファルトの続く道ときいて少し甘くみてた。
それがあとでいたい目に合うのだけど
調子があんまりよくなく、気分もいつもよりのっていなかった。
けど、歩いていくうちに気分はのってくるのだろうと思っていた
想像を超えるきつい上り坂の連続…容赦なく真上から降りそそがれる太陽の熱
アスファルトからかけあがってくる熱気。
飲み物が急速に減って行く。
10歩歩いては道端に座り込みまた10歩歩いては道端のまんなかに座り込んだ。
そのうち、パコパコどこかから音が聞こえてきた
なんだろ…
なんだろ…
と思ってよく耳を澄ましてみたら心臓の音だった。
それでも歩き続けられたのは…
自分の精神力の強さ!といいたいところだけど。
座り込むとよってくる苦手な虫くんたち
ぎゃ~ムカデ
ぎゃ~でっかいみたこともない毒々しい色のムカデ
ぎゃ~どでかいみみずにありんこ
みつばちにはえ
くもちゃん。
どこにこんな元気があったのだろうと思うくらいびびっては早歩きになる。
つらいから引き返そうと思ってもやっぱり引き返えせなくて、その先のものを見て感じたい。
歩くことって、生きていくことに繋がっている
せかせか歩くんだけど、すぐ息切れして休む。また歩いては休む
心に余裕があるとまわりの景色がみえてくる
苦しいんだけど、それを乗り越えると、その努力や行動が当たり前になって楽しくなってくる
ウォーキングハイになってから、歩くペースがまたあがってく。
白いちょうちょがからだのまわりをまとわりつく
人と出会わない
寂しい…
少しひらけたとこにでる
あっ、バイクだぁ
あっ、車だぁ
体に力がでてくる
頂上まであと2キロ!!
というところでゴロゴロという爆音が…
ん~心臓ではないなぁ
ん??
ピカッ?
雷だぁ!!
やばっ、経験上、雷が鳴ったあとに雨がくるんだよね…
引き返すか
でもここまで頑張ってあと数キロなのに。
雨具も持って来てない
あと少しなのに…
「山の天気はかわりやすい」
「山をなめるな」
を実感(笑)
何度でも挑戦できる、引き返そう…。
引き返すことにした
ぼつぽつ
「雨だ」
ゴロゴロ
「雷だ」
ザー
すぐ止むかと思っていたけど、どんどん激しくなっていく。
「私のばかぁ~」と叫びながら、道を走っておりていく
帽子からも服からも水がしたたり落ちる
おおげさだけど命の危険を感じながら走る
あと何キロだろう。
7キロくらいかなぁ…
山からは逃げられない
責めながら走っていたら、車が坂をくだって来た。
私の横で止まる
「乗ってきな~」
少し警戒したけど、優しそうなおじちゃん二人組で三脚みえて安心した
「お願いします!」
「こういうときはお互いさまだからね」
(;▽;)
何度も頭を下げてすべてのことに感謝した
私も困っている人と出会ったら、このもらった気持ちを繋げたいと思った。
頂上をのぼりきるより大切なものをもらった気がする。
またこりずに浜石岳には天気予報と雨具忘れずにのぼります
仕事だとさぁー、ぴりぴりしているのに。
プライベートになるとさぁー、いつも行き当たりばったりなんだよね。
計画もせず・・なんとかなるさーで適当なんだよね。
ぬぼーっとしてる。
自動車税払わなきゃーと思っていて、放置。すっかり忘れてしまっていて・・・
督促状。やばい、明日までに支払いだよ。
延滞料金とられる。
ハイキングしている場合じゃないよ。(苦笑)
何か作るときも、組み立てるマニュアル本ほとんど読まないし(苦笑)
適当すぎ?
それがまた違う自分が見れておもしろいんだけど。
でも、さすがに、今回はいろんなことで、反省しました。
by tuberose1024
| 2006-07-29 21:11
| 休日